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ベースパック

ベースパックは柱と地中の基礎をつなぐ柱脚と呼ばれる箇所で用いられる建築材料です。
地中に埋められてしまうため、一般的には見過ごされがちですが、基礎と鉄骨柱を結ぶ柱脚は、建築物の耐震性を確保する上で、大変重要な役割を果たします。
ベースパックでは、鉄骨柱と基礎コンクリートを確実に密着・固定させるために、ベースプレート下面と基礎コンクリートの隙間に専用グラウト(高強度無収縮モルタル)を注入座金の孔を通して注入します。
これにより、基礎との確実な密着を可能にしています。
構造資材の種類
□ ベースパック(露出型弾性固定柱脚工法)
アンカーボルトとよばれる主要部材を添プレートやアンカーフレームなどで所定位置に設置し、配筋・型枠・コンクリート打設を経て、鉄骨建方の後、ベースプレート下面にベースパックグラウト(高強度無収縮モルタル)を注入座金を介して注入することにより、ベースプレートと基礎コンクリートとを密着・固定させる工法です。
手戻りがなくなることにより、工期を大幅に短縮でき、トータルコストを削減します。
□ ファブラックスG(柱梁接合工法)

柱およびはりの組合せを限定して使用するノンダイアフラム形式の柱はり接合工法です。
ノンスカラップ工法が容易となり、食い違いやはりの段差を気にすることなく、自由に設計ができます。
はりサイズの最適化によって鉄骨重量を低減でき、建築コストの削減が可能であり、加工手間も少ないため工期を短縮することができます。
□ フリードーナツ(H形鋼梁貫通孔補強工法)
鉄骨H形鋼はりのウェブ貫通孔補強工法で、貫通孔の径もあわせて11種類の製品があります。
外周溶接が不要で溶接量が少ない上、ウェブ両側からの均等な施工なので熱の影響(ひずみや縮み)がほとんど出ません。
はり端部の塑性化領域にも使用が可能です。


□ パイルスタッド工法

抗性能を最大限に生かした
設計・施工が可能
確実な伝達力を有し、鉄筋量の選択幅も充実しています。
杭頭処理工程の短縮
杭中空部の掘削深さは10cm程度で、作業工程の簡素化が図れます。
コストの低減
杭中空部掘削量の78%~95%を削除できます。
ベースパック設置の流れ
□ ベースパックの設置
- アンカーボルトとよばれる主要部材を、添プレートやアンカーフレームなどで所定位置に設置し、配筋・型枠・コンクリート打設を経て、鉄骨建方の後、ベースプレート下面にベースパックグラウト(高強度無収縮モルタル)を注入座金を介して注入することにより、ベースプレートと基礎コンクリートとを密着・固定させる工法です。
手戻りがなくなることにより、工期を大幅に短縮でき、トータルコストを削減します。

1.材料配置


2.設置準備


3.組み立て

4.組み立て


5.組み立て


6.組み立て完成

7.配筋


8.コンクリート打設


9.クラウド注入

10.クラウド注入完了